2012年05月01日

被害が拡大した理由は? 車体の弱い部分への衝撃が影響か 高速バス衝突

関越自動車道上り線、藤岡ジャンクション付近で大型バスが事故。現場から運び出されるバス車内は座席が外れ原型をとどめないほどに壊れていた。

群馬県警の調べでは、現場付近にはブレーキ痕がなく、バスの速度計は時速92キロで止まっていた。運転手がブレーキ操作を一切行わず衝突した可能性が高い。

国土交通省などによると、バスは約20年前に設計・製造されたとみられ、補助席を含め55人乗り。燃費を良くするため軽量化が図られており、車体は鉄よりは強度が弱い軟鋼製だが、通常の衝突には十分耐える設計という。

事故現場は緩やかな左カーブから直線区間に入った場所。県警によると、過去数年間、目立った事故は起きていない。

運転手は県警の調べに、「居眠りをしてしまった」と話しているが、林氏は「左カーブで左にハンドルを切ったまま眠ってしまい、直線区間で左側の防音壁に衝突したのではないか」とみている。

運転操作が少なく、単調な景色が続く高速道路の運転は「高速道路催眠現象」といわれ、特に眠気を誘発しやすい。林氏は「徹夜の運転で疲労が重なり、つい眠ってしまったのだろう。規制緩和の影響で、安全コントロールの行き届かない会社もある」と危惧する。

産経新聞 4月30日

posted by kotsujiko at 12:06| 自動車