2012年09月19日

胆管がん 新たに22人が発症疑い 印刷所1万8000カ所調査

印刷会社の従業員らに胆管がんの発症が相次いでいる問題で、厚生労働省は5日、全国約1万8千の印刷事業所を対象に調査を行ったところ、22事業所の22人について、新たに胆管がん発症の疑いがあるとする回答があったことを明らかにした。調査は7月末に全国1万8131の印刷事業所に調査票を郵送して実施。8月末までに1万4267事業所から回答があった。

このうち、胆管がんの原因物質の疑いがある有機溶剤など「有機溶剤中毒予防規則」の適用対象物質を使用していたのは7009事業所。

「胆管がんを発症していたらしい」などの不明確なものも含め、22事業所の22人(うち死亡12人)の従業員や経営者に、胆管がん発症の疑いがあるとの回答があった。

年代別では50代と60代が8人と最も多く、以下70代が4人、30代と40代が各1人だった。厚労省は情報を寄せた各事業所に対し、労働基準監督署へ相談するよう勧めている。

厚労省は4日までに、全国の印刷業から胆管がんに関する労災請求が計34件(うち死亡23件)あったことを公表。他に印刷業以外から2件(同2件)の労災請求もあったという。

産経新聞 2012年9月6日
posted by kotsujiko at 06:43| 労働災害