2012年12月09日

接着剤劣化でトンネル崩落か、ボルトに腐食なし

山梨県の中央自動車道上り線・笹子トンネルの天井板崩落事故で、天井板をつるす鋼材をトンネル内壁に固定していたアンカーボルトの大部分が、樹脂製の接着剤に覆われた状態で脱落していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。

接着剤の劣化が崩落につながった可能性が高まり、県警は、中日本高速道路と保守点検を担当する子会社が、劣化の危険性などをどう認識していたか捜査を進める。

業務上過失致死傷容疑で捜査している県警は、土木工学に詳しい大学教授らの立ち会いを受け、4日から現場検証を続けている。

捜査関係者によると、現場に落ちていたほとんどのボルトに腐食はなく、接着剤に覆われた状態だった。県警は、接着剤が劣化して固定力を失い、1枚1トンを超える天井板などをボルトが支えきれず、鋼材ごと脱落したとみている。

読売新聞 2012年12月9日
posted by kotsujiko at 18:46| 自動車