2013年02月13日

山陽特急脱線 乗客ら15人が重軽傷、車両運搬車の荷台後部と衝突

12日午後3時50分ごろ、兵庫県高砂市荒井町南栄町の山陽電鉄荒井駅西側の踏切で、山陽姫路発阪神梅田行き直通特急(6両編成、乗客約70人)が、車両運搬車の荷台後部と衝突した。特急は先頭2両が脱線したまま約170メートル走行。荒井駅ホームの西端に乗り上げて停車した。
県警交通捜査課は、延東運転手が強引に踏切を横断しようとしたことが事故の原因となった可能性もあるとみて、自動車運転過失傷害や過失往来危険などの疑いで捜査を開始。運輸安全委員会は同日、鉄道事故調査官の現地派遣を決めた。

県警高砂署によると、運搬車は全長9・6メートル。踏切の約16メートル北側の交差点には当時、車1台が信号待ちをしていたが、運搬車はそのまま進入し、荷台の後部に折りたたんでいた車載用スロープ(長さ3・3メートル)が遮断機に引っかかった。延東運転手は降車してスロープを遮断機から外したが、直後にスロープが特急と衝突したという。

延東運転手は県警の調べに「車を動かそうとしたが間に合わなかった」などと供述している。当時、車は積載していなかった。

直通特急は、山陽電鉄と阪神電鉄に相互に乗り入れている。事故の影響で、山陽電鉄飾磨−東二見間が上下線とも不通となった。

産経新聞 2013年2月12日
posted by kotsujiko at 06:49| 鉄道